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今回は、私の好きな本「考えない練習」をご紹介します。
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目次
きっかけ
この本に興味を持ったのは、youtubeのラジオ番組がきっかけです。著者小池龍之介さんとパーソナリティの方との対話です。
動画時間は、約1時間で映像は無いので、聞き流しでも内容が分かります。僧侶の小池さんのプロフィールの後、ゆっくりと対話が進んでいきます。
当時わたしは、考えすぎて行動できなくなったり、将来の不安や他人の目を気にして生活していました。
自分に自信がなくて、自分が嫌いでした。穏やかな口調の小池さんの話を聞いていると気持ちが落ち着いてきました。
五感に集中すると考えが弱まるってどういうことだろう、と先が気になりました。人は頭で考えているときは、体の感覚を忘れているのだそう。
今無意識でしている呼吸に対して、目を閉じて意識してみます。すると、浅くなっていたり、早くなっていることに気づくかもしれません。
それが今ここにいる感覚です。このお話を聞いて、これは良い、もっと知りたいと思いました。
簡単な説明
タイトル:考えない練習
著者:小池龍之介
発行所:小学館
本書は勝手に湧き出てくる雑念(考えすぎ)を解消していく方法が主なテーマです。そのアプローチとして五感に集中することが重要だと語られています。
「目・耳・鼻・舌・身体」の五感に加えて、「意識」を含めた6つの側面から書かれています。日常生活で誰でも気軽に取り組める実践法が紹介されています。
おすすめしたい方
- 不安や悩みを小さくしたい
- 自分を責める思考に苦しんでいる
- 瞑想はハードルが高いと思われている
感想
わたしは何か行動をする前に、順番や注意するところを頭で整理します。
「このパターンはこう対処しよう」とか、「本当にこれでいいのか」などシュミレーションをします。これはわたしの性格で癖です。物事がスムーズに進む上で役に立っています。
しかし、不安や失敗するパターンも同時に考えるため、足踏みしてしまうこともあります。
これが考えすぎなのかと本書を読み理解しました。考えを弱めるには五感を強める必要があるのです。
五感に集中することは、案外難しいです。試しに、呼吸の感覚に意識を向けてみますが、周りの雑音が気になって上手くいきません。始めは手ごたえを感じませんでした。
何回か練習すると、小池さんの言う通り「呼吸は常に変化している」ことに気づきました。脳が疲れているときに呼吸が早くなっていました。
しばらく呼吸を観察するとこころが穏やかになっていくことも感覚としてつかめました。同時に、さっきまで渦巻いていたネガティブや不安をもたらしている考えが、小さくなるのを実感しました。
こころも落ち着いてすっきりしました。普段こんなに浅い呼吸をしていたのかと驚きました。
本書には呼吸から考えすぎを静める方法だけでなく、話し方や周りの音、食事をするときの舌の動きなど様々な角度から解説されています。自分に合った方法が見つかるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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