まっちゃんブログ

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「未来イソップ」のレビュー。読書初心者の方におすすめの1冊です。

ご高覧いただきありがとうございます。

今回は、私の読書が趣味になるきっかけになった本「未来イソップ」をご紹介します。

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目次

きっかけ

当時小学生の私は本に興味がなく、むしろ苦手でした。おすすめの本20冊という課題が学校でありました。おすすめとありますが、強制です。

その項目にある本全てを読んで、さらに一言感想を書かなくてはいけません。

本当にめんどくさかったのを覚えています。あらすじだけを読んで適当に書いてました。図書室は何度も利用していました。本を読むためではなく、友達と遊ぶためです。

中学生になったころに母の影響で少し本を読んでいました。読書は頭に良いと聞いて。ジャンルは小説ではなく、自己啓発本でした。

本そのものを楽しむというより、頭が良くなりたいという不純な動機だったので、書かれた内容を実践することはありませんでした。ですが、文章を読むことに抵抗が減ってきました。

あるとき小説を読みたいと思いました。長編小説は大変そうだから、短編小説を探しました。そして、本書に出会いました

簡単な説明

タイトル:未来イソップ

  著者:星新一

 発行所:新潮社

一般的な短編小説よりさらに短い、「ショートショート」という部類です。10ページ以内に収まるくらいのお話もあります。ジャンルはSFです。

星さんの作品は、主にロボットや人工知能が登場することが多いですが、本書はイソップ物語を題材にされています。物語は短いですが、起承転結がきちんとあって、終盤の急展開に驚かされます

おすすめしたい方

  • 小説を読みたいけど、長編は大変そう
  • すきま時間にサクッと読みたい
  • SFが好き

感想

そもそも小説には、短編と長編の2種類があることすら知りませんでした。1冊まるまるひとつの物語だと思っていました。なので、1つ目の話を読んだときは衝撃でした。

こんなに短いお話があるのか、と。夢中で読み進めていました。

RPGではおなじみのドラゴンやエルフ、ドワーフ、ゴブリンといった人知を超えた存在に触れる機会が多かったので、SFの世界観にもすんなりと入り込めました。

専門用語も堅い表現も出てこないので、途中で止まることなく楽しめます

未来イソップを読み終えてからは、星さんの他の作品も読み漁りました。「ボッコちゃん」「マイ国家」「悪魔のいる天国」など星新一ワールドを堪能しました。

今では、抵抗があった長編小説も最後まで読めるようになりました。星さんの作品に出会えたことで、読書の扉が開きました

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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