ご高覧いただきありがとうございます。
今回は、前作から好きだったボイドテラリウムというゲームをプレイして感じたことを書いていきます。
目次:
【ボイドテラリウム2】の簡単な紹介
汚染された世界によって、人類は絶滅してしまいました。
生き残った、一人の少女「トリコ」を「ロボット」と人類が作り出した「ファクトリーAI」が力を合わせて守り抜くというお話です。
ゲーム性はローグライクとお世話ゲームの要素を持っています。
ローグライクとは、いわゆる不思議のダンジョンです。そのフロアの敵を倒してレベル上げをしたり、アイテムを集めながら、階段を探しダンジョンを踏破することが目的です。
お世話する要素とは「トリコ」に食べ物をあげたり、テラリウムというトリコのお家に、家具や植物を植えて飾り付け出来ます。
スキンシップの大事さ
ロボットは意思を持って動けます。彼を操作してゲームを進めていきます。その中で、お世話するトリコの頭を撫でてあげることができます。
私はこの行為を軽視していて、遊び道具や住み心地が良ければ必要ないと思っていました。
しかし「自喰癖」という病気にトリコが罹った際に気づかされました。
両親がいなくなってしまったトリコには、隣で寄り添ってくれる人間はいません。
ロボットに感情移入した私は、もし自分がトリコの立場だったら、ずっとそばにいてあげることが幸せなのだろうと感じました。
トリコもロボットも話すことはありませんが、スキンシップを取ることで、言葉は必要なく、信頼関係ができていったと思います。
ロボットとトリコの関係は、親子同然でした。無条件の愛がそこにはありました。
ロボットは食べ物を調達するために、汚染された外界へ行かなければなりません。
トリコは特別な体組織を持っていますが、それでも人間です。外界に長い時間居れば、すぐに命は尽きてしまうでしょう。
テラリウムを留守にしている間は、トリコは一人です。5歳くらいの女の子には辛いことだろうと思います。
だからこそ、頭を撫でて安心させてあげる必要があるのでしょう。
私の小学生の時に好きだったおじいちゃんがいます。おじいちゃんは、私の頭をいつも撫でてくれました。
おじいちゃんは、私のありのままを受け入れてくれていました。
それはとても感覚的なものです。おじいちゃんは多くを語らない方でしたが、その温もりは私を救ってくれました。
もちろんこれはゲームの世界のお話ですが、私はプレイ当時、トリコの頭を撫でているうちになんだかそわそわしていました。
その正体は上記に書いたような、繋がりを自分の中に思い起こしていたからかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【ボイドテラリウム2】
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